いまだに発症の原因が分かりにくい認知症ですが、患者数は増加傾向にあります。
そこで今回は、認知症の人への対応の仕方を見ていきましょう。
▼認知症の人への対応でしてはいけないこと
認知症の人に対応する際、してはいけないことがあります。
■「さっきも聞いた」と言う
認知症の症状で最も特徴的なのが、同じ話を何度もすることです。
確かに、同じ話を繰り返し聞かされたら「もう聞いたよ」という気になるでしょう。
けれど、認知症の人の脳には、新しい記憶が残りません。
その一方で、自分にとって大切な思い出は忘れずに残っています。
つまり、覚えていることを繰り返し話すものの、話したこと自体は覚えていないのです。
「その話、さっきも聞きましたよ」と言えば、認知症の人は傷つきます。
中には怒り出す人もいますので、くれぐれも対応には気を付けましょう。
■「認知症だ」と面と向かって言う
認知症はいきなり発症するのではなく、徐々に進行していく病気です。
その過程で、本人は自分自身の変化に気づいています。
「最近、いつも探し物をしている。もしかして認知症ではないだろうか」という不安を感じているのです。
そう感じている人ほど「これは認知症ではなく、単に物忘れだ」と否定したい気持ちを強く持っています。
そんな人に対して面と向かって「認知症だ」とは、言ってはいけません。
「認知症呼ばわりされた」とショックを受けたり、怒りのあまり、暴力をふるう可能性もあります。
▼まとめ
認知症ははっきりとしたメカニズムがわかっていないため、対応も難しいのが実情です。
また「認知症」と診断されても受け止められない方は多く、対応には十分に気を付けましょう。
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