機能訓練を受ける際は、受ける方に合わせた計画を立てる必要があります。
そのために作成するのが、個別機能訓練計画書という書類です。
今回は、個別機能訓練計画書について詳しく解説していきますね。
▼個別機能訓練計画書
個別機能訓練計画書は、利用者の心身状態や要望・自宅環境などを加味して計画した書類のことです。
計画書には目標も設定されており、利用者やご家族にも計画を説明する際に使用します。
また同意承諾書としての役目もあるので、とても重要な書類なんです。
■記載する項目
記載する際は、大きく4項目あります。
・基本情報 (作成日、作成者名、スタッフ名、利用者名、介護認定、本人や家族の希望など)
・個別機能訓練加算1 (体の基礎能力の目標)
・個別機能訓練加算2 (QOLの向上を目的とした目標)
・特記事項、プログラム実施後の変化
■作成時の注意点
個別機能訓練計画書は、厚生労働省の基本方針のガイドラインがあります。
作成する際の必須項目などが記載されているので、目を通しておきましょう。
また個別機能訓練計画書は、3カ月に1回以上の作成を行う必要があります。
利用者に合った訓練なのかどうか判断したうえで、立案しなければなりません。
日常生活での変化や訓練の様子など、日頃からよく観察しておくことが大切です。
特記事項や実施後の変化などを記載する欄があるので、細かく記入すると良いでしょう。
▼まとめ
個別機能訓練計画書とは、利用者の心身状態や希望などを加味して作成した計画書のことです。
本人やご家族に説明する際に使用し、同意承諾書となる重要な書類と言えます。
作成は3カ月に1回以上の立案が必要ですので、小さな変化などもよく観察しておくと良いでしょう。
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